歴史は地続きで、21世紀は20世紀の続きであることを私たちは忘れがちです。でも、「これからどうなるの?」は、過去100年くらいのデータベースをインプットしておけば、きっと予測が立てやすい(縄文時代からやってたら、ちょっと疲れちゃうので)。それには数値やエビデンス以上に、文脈を理解することが必要だなと思い、橋本治さんの「二十世紀」という、今から20年くらい前の本をインフォグラフィックとして可視化しました。






二十世紀(上) (ちくま文庫)
二十世紀は戦争と革命の時代だったとも言える。一方で、一年ごとに見ていけば、意外にも大事件の起こった年は少ない。そんなふうに私たちは毎日を普通に生きているのだ。しかし、普通が激動に結びつくことは理解されにくい。一体、この百年で、何が変化し、何が変わらなかったのだろう? 生活レベルのことから、芸術、経済、政治まで、橋本治が、歴史の全体像を身近なものへと手繰り寄せる。